「起業しろ」というワードが一部界隈であっという間に広まりましたが、世の中にはたくさんの「◯◯しろ」が溢れています。
それは直接誰かに言われるものだけではなく、例えば進学しろ、就職しろ、という社会的圧力はもはや当たり前のように存在しています。
ただ、僕はだれかに「◯◯しろ」ってのを言いたくないんですよね。
何故かと言うと、それぞれの選択が正しいか否かはそれぞれの信念や美学、やりたいことによって異なると思っているから。
あと、僕自身が誰かにそれを言われるのが嫌いだからってのもあります。
アドバイスを求められた時には「僕だったらこうする」「こうした方がいいんじゃない?」という話はもちろんします。
でも僕はそれを強要しないし、それを盲信して失敗した時に誹りを受けるのも違うと思ってます。
最後にそう決めたのはその人なわけだから。
ちなみに「勧められたので起業しました」みたいなのはほぼ失敗するとも思ってます。
起業において一番大事なのは覚悟だと思っていて、その始まりを他者に依存しているのは脆い。
人が人の人生を動かそうとするケースのほとんどはポジショントークなので、そこは冷静に判断すべき。
僕は誰かの手を引っ張りはしないけど、その人が進もうとした時に転ばないように手を差し出す(こともある)くらいのスタンス。
蛇足ながら書いておくとプロポーズとかは上に書いたことと違うと思ってて、誰かの人生を自分の人生に重ねたいというエゴを突き通したくなっちゃうほどの想いってのは素晴らしいと考えてます。