Vol5. 最高の集中状態で働き続けるために

必要なのは以下の3つだなーと。
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1. 強い目的意識
2. 明確なToDoリスト
3. 健全な精神と肉体
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1. 強い目的意識
なぜ自分がそれをやりたいのか、が腹落ちしてないとぎりぎりの所で踏ん張れない。

2. 明確なToDoリスト
いかにやる気があったとしても、何をやればいいのかが分からなければふわふわする。

3. 健全な肉体と精神。
年齢を重ねることによって分かってきてしまったという感じなのですが、体力は集中状態を維持するために必要。
そしてもちろん心が弱っていても働けない。
なので、これら両方を高めてくれる運動という習慣を持つことは大事だなーと最近改めて感じています。
今までもジムに通ってはいたんですが、もう少し優先度を上げていくつもり。
ただ、何よりも早寝早起きが大事。

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Vol4. 僕の起業前の1年の過ごし方

メッセでご質問を頂いたので少し書いてみます。
僕は起業する1年前は新卒として働いていたので、新卒としてどのように毎日を過ごしていたのか、という話となります。
結論から書くと資金を貯める以外の起業準備は行わず、ただただ働いていました。

1. 働き方
基本的に平日は15時間働いて、土日も働くというスケジュールでした。
他に決めていたことは土曜の夜だけ人に会って良いということと、平日1回・土日どちらかに1回はジムに行くということのみ。
大学時代から運営していたサイトの更新や起業に向けての準備も全く行わず、とにかく目の前の業務に集中していました。

ちなみにですが、僕が新卒として企業選びをしていた際の基準の1つが残業代が”出ない”ことでした。
なぜなら、とにかく働きまくりたかったので。

2. 暮らし方
会社から徒歩圏内にしか住みたくないので勤め先があった渋谷近辺に住んでいたのですが、立地にしかこだわりがなかったため、広さ14㎡の家に住んでいました。
狭いと感じる方が多いみたいですが家は帰って寝るためだけの場所だったので、不満がないどころか掃除が楽でいいなーと思ってました。
どれくらい家にいなかったかいうと、住み始めて半年経った時点ではトイレットペーパーを1ロール消費していませんでした。

料理は好きな方なんですが、自炊は時間がもったいないと考えたためフライパンなどの調理用具は一切なく、それどころか電子レンジやヤカン的なものも家にありませんでした。
ちなみにこの状態は今も続いています。

3. 起業資金の貯め方
上記のように働く以外のことはほとんどしていなかった結果、1年でたしか200万くらい貯まりました。
また、勤めていた会社にはランチ時に仕出し弁当を一食300円で購入できるというという福利厚生があったため、それを2つ買って昼と夜に同じお弁当を食べるということもしていました。

4. 起業準備について
先に書いたように準備は一切行っていなかったのですが、その理由は僕はあまり器用ではないので業務と準備の両方をやってしまうと中途半端になってしまうと考えたからです。
また、大学生の時点で自分の運営していたサイトでそれなりに稼げていたため、辞めた後ににっちもさっちもいかなくなることはないだろうと考えたのも理由の1つ。

Vol3. 起業する前に考えておくべき「独立・起業・スタートアップ」の違い

周りの方から起業するか否かなどについてご相談を頂くことが多いので、その際にお伝えしていることを書いておきます。
結論としては独立・起業はすぐやって良いけどスタートアップをするのはちゃんと考えた方が良いよ、というもの。

世間一般とは異なるかもしれませんが、この文章においての定義は以下の通りです。
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・独立:今まで行ってきた業務を会社から離れて行う。コンサルや人材紹介業など。

・起業:今まで行ってきた業務と異なる業務を行う。新たなサービスの開発など。

・スタートアップ:株式を使った資金調達を入れて起業を行うこと。
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独立や起業については、無茶な借金をするような形でなければすぐにでもやった方がいいと考えています。
“成功”したら素晴らしいし、失敗してもそれらを志すような方であれば転職先はきっとあるはず。
考え得るリスクとしては起業しない場合との成長や時間のトレードオフ、資金がゼロになることが主ですが、独立・起業以上にビジネスで成長できる機会は少ないですし、その成長によってサラリーマンとしての収益期待値も何段か上がるはず。

それでもまだ迷うのであれば、期限を決めて起業してしまえば良いと考えています。
それであれば、上記2つのリスクも最小化できますし、起業というものについて過大・過小評価がなくなります。

しかし、株式を使った資金調達を入れるか否かは自分が望む将来と照らし合わせての熟考が必要です。
なぜなら、それをやるか否かによって取り組むゲームがまるで違ってしまうからです。
例えばですが、個人コンサルで月商150万円の場合、売上は利益とほぼイコールなので年収は1,800万円になり、これは個人としてはいわゆる”成功”と言われる数字ですがスタートアップとしては失敗です。
株式を使った資金調達を行った場合、当然ご出資を受けた際の時価総額よりもそれを上げていかなくてはならず、そのためには当然さらに大きな売上(や利益)が必要なので。
そして年商2,000万と20億円、それぞれのビジネスを創る難易度は後者の方が当然高いわけです。

目指すものが自由かつ年収2,000万円程度の生活、ということなのであれば株式を使った外部資本は入れない方が良いです。
もちろん、世界を変えるような大きな勝負をする上でそれは非常に有用ですが、自分が望むものとのミスマッチがある場合それは誰も幸せにしないので。
僕はスタートアップという世界に飛び込んだことを本当に良かったと思っていますが、「起業=スタートアップ」的な風潮には違和感があります。

ここらへんもご参照頂くといいかなーと。
悪いこと言わないから、会社なんて始めるべきではありません
1億ドル企業は過小評価されている――身の丈にあった資金調達の重要性
Uber ファウンダー Travis Kalanick 驚異の失敗歴

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Vol2. 起業家はブログを書くべきか。

周りでちょこちょこ議論になっているのを見かけたことがあるので、自分の考えを書いてみます。
結論としては、特に苦手意識がないのであれば書いた方が良いと思っています。

以下の流れで書いてみます。
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1. ブログはやめとけ派の意見に対して
2. 実際にブログを書いて得たもの
3. ちなみに
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1. ブログはやめとけ派の意見に対して
ブログをやらないべき派の意見としては、プロダクトを優先すべきというものが多いのではないでしょうか。
こちらについては完全に同意で、プロダクトの成長を犠牲にしてまでブログは書くものではありません。

しかしブログなんて10分程度で書けるものですし、2で示すようにプラスに働くことも多く、さらに良い気分転換にもなります。
経営者はメンタルを整えることが非常に重要である中で、その役割をブログ更新が担えるのであれば一石二鳥。

要するに、優先すべきは当然プロダクトの成長ですが、ブログ更新は費用対効果が高く有益であるだけでなく、少なくとも僕にとっては良いリラックス方法でもあります。

2. 実際にブログを書いて得たもの
ここで書いてしまうとやらしさを感じられてしまうかもしれませんがブログ経由で新規採用ができたケースが何度かあります。
また、内容を元に関係者の方をご紹介頂いたことも何度もありますし、ご出資を決めて頂いた際にも以前のブログが果たした役割は少なからずあったと考えています。
加えて、思考の整理もできる。
そのため、少なくとも僕の経験においては10分/日程度のコスト以上の多くのものを得るものができました。

3. ちなみに
今もその方針でらっしゃるかは分かりませんが、Skyland Venturesの木下さんはブログを100本書いてくるような人に投資したいとおっしゃっています。
木下さんは素晴らしい投資家だと思いますし、シードの資金調達を考えている人はチャレンジする価値があるのではないでしょうか。
100記事は20分/記事として約35時間でできる量なので、3日〜1週間くらいあれば十分ですし。

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Vol1. バイアウト後のリアルについて書いていきます。

ご無沙汰している方が多いのですが原口悠哉です。
僕は2012年の会社立ち上げとほぼ同時に「起業・独立のリアル」というブログの運営を開始し、最終的に921件の記事投稿を行いました。

こちらのブログは当初の目的を4つ掲げて、特に最初の2年半ほどは毎日更新を行っていました。
しかし昨年弊社がバイアウトを行ったこともあり一定の役割を終えたのではないかということで、現在は更新を停止しています。

しかしそこから約4ヶ月ほどが経過した今、再度ブログの更新を行っていこうと考えています。
目的や理由については改めて整理してお伝えしようと思いますが、簡単に書くと以前ブログ更新を行っていたことで多くの場面で救われたからです。

以前と変わらず、こちらの記事内容はたいてい5〜10分ほどで書かれたものであり、また、単なる備忘録、独り言、メモであり、要するにしょうもない内容も多く含まれることになると思います。
加えて、更新頻度もどれくらいになるか分からない見切り発車でもあります。

ただ、バイアウト後の起業家がどのように考えているのか、どのように働いているのか、という文章は世の中に多く出回っていないと考えているため、今後の更新がいつかどこかで誰かの役に立てばなーと。
とは言え僕は誰かのためだけに頑張り続けられるほどできた人間ではないので、自分のためにも楽しみながらやっていこうと思います。

ちなみにごく簡単にだけ自分の近況をお伝えすると相も変わらず七転八倒しながら働いています。
会社に泊まることもあるし、悩みもするし、喜びもするし、そして今も仕事を楽しめています。

恥の多い生涯ですが恥ずかしいとは思っていないので駄文を書き連ねてまいりますが、ご笑覧を頂けますと幸いです。
またよろしくお願いしますー!