この前ふと感じたのは、終わりがある絶望ってのは絶望ではないんだな、ということ。
僕は仕事が好きですが、今の働き方を死ぬまで続けなきゃいけないとしたら正直しんどいです。
ただ、スタートアップという働き方が良いなと思うのは、その先に大きな希望があるということ。
その希望は人によっては時間的・金銭的な自由かもしれませんし、ユーザーの方の喜びかもしれません。
どんなものであれ、いつかは報われるという希望さえあれば、人は前を向けるんじゃないでしょうか。
僕も起業してからしんどいなーと思ったことは何度もありましたが、それでもやってこれたのは自分やチームを信じ続けることができたからです。
会社が潰れるのは、資金が尽きた時でもなく、人に忘れられた時でもなく、経営者の心が完全に折れた時だよな、と。
以前にも同じようなことを書きましたが、心が多少折れてしまっても良いと思ってます。
そこで無理をして取り返しのつかないことになってしまうよりも、それを認めて、休んで、ちゃんと生きていける状態になれた方が良い。
自分がそこから立ち直れるということを知れたので、しんどいことをたくさん経験できた20代を過ごせたことは本当に良かった。