Vol13. 無駄な社内会議を少しでも減らすために考えていること

前提として、僕はいわゆる社内会議ってものを極力減らしたいと考えています。
かつては弊社も1日に何回も社内で打ち合わせが行われていた時期もあったのですが、事業の成功にそれが直結していたとは言えない、というのが正直なところです。

現在は弊社での週毎の定例会議は朝会を除けば1つしかありません。
それを実現するためにどのように考えているのかを少し書いてみます。

まず、会議には「決めるため」と「広げるため」の2種類があります。
結論から言うと、前者の「決めるため」の会議を弊社では止めました。

理由としては、決めるための会議なのであれば、担当者が結論と理由を文書でまとめて決済者がそれに首を縦に振ればそれで終わるんですよね。
「これからどうやるか決めましょう」みたいなふわっとした状況で会議に入ると、前提の確認とかで時間が取られるしそもそもみんなで時間を合わせて同じ場所に集まる、というのが本当に無駄。
文書を開かれた場所に投稿すれば、周りの人も意見を言えるし決まった経緯も分かりやすい。

ちなみに広げるための会議というのは、問題点を発見するとかブレストとかを想定しています。
弊社に残っている1つの定例会議は毎週行っている雑談MTGというもので、1時間の制限を設けて事業について色々と思いつきで話そう、というものです。
これをやっている理由は、決めるための会議だけだとどうしても視点がそこのみに集まってしまうので、もっと大きな視野で現状を見つめるためです。

投稿者: 原口 悠哉

2012年に会社を設立。日本最大級の訪日旅行者向けWebサイト「Japan Info 」を運営。2016年にバイアウトを行いフジ・メディア・ホールディングスグループに参画。現在も引き続き経営を行う。 Facebook:https://www.facebook.com/haraguchi.yuuya

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